GENtiArchitectsDESIGN モクジヘモドル
Vol.301
デッキを囲む家

2009.09.14
昨日、一昨日の完成見学会へ多くの方にお越し頂き本当に有難うございまた。
源池設計室初めての平屋建てから2階建てへの増築「お神楽」
お神楽を辞書でひくと、「《俗語》平屋に二階を増築すること。通し柱がない」とありますが、
今回はちゃんと四隅に通し柱もあります。
あとは細かな補修と外構工事を残す所となりました。
「ここまできたら早く住みたいなあ」とお施主さん。
その気持ち分かります!
私達も、ここ埋橋の家へちょうど7年前の9月完成し、同じく外構工事を残しての引越し。
少しでも早く新しい家に住みたい気持ちでいっぱいでした。
安曇野の山々を見渡すことの出来る今回の現場、
シャラの木を取り込んだ1階のデッキで、お月見をしながらの芋焼酎!
2階のデッキで横になって見る10月のオリオン座流星群、11月の獅子座流星群!
勝手な私の想像も膨らみます。
Vol.302
アトリエm4

2009.09.21

今年初めて耳にした「シルバーウィーク」、今日は中日。ずっと天気にも恵まれ、運動会日和。
庭の金木犀も花が咲き始め、いい香りが漂っています。
昨日は雲一つない空の下、緑豊かな松本市三城「アトリエm4」の前田純一先生の所へドライブ。
2004年に竣工した和音堂さんのお子さんの勉強机(コラムNo.61)、ミズナラの一枚板を
5年の月日が経ち、少し反った面を加工して頂く為、和音堂のご主人とおじゃましました。
無垢の木は生きている。共に育っていく感じがします。
澄んだ空気、木の香り、すわり心地のいい椅子たち、美味しい珈琲、楽しい時間を共有させて頂きました。
Vol.303
陸屋根

2009.09.28
子供の頃住んでいた家は、私が幼稚園生の時に建て替え、それまでの平屋建てから2階建てになりました。
階段が出来た事、ベランダから通りを見下ろす事が出来るようになった事、
トイレが洋式になった事がとても嬉しく、はしゃいだ事を憶えています。
しかし、屋根は平らな陸屋根。
子供心に、普通に三角とか屋根のある家にすればいいのに・・・と、少し残念に思いました。
そんな私にとっては嫌われ者の陸屋根、たまには役に立つ事も。
ベランダからはしごを掛け、屋根に上る事が出来たのです。
屋根の素材は折半だったので座り心地は悪かったですが、星空を見るのには最高でした。
小学生の頃大切にしていた「透視版星座アルバム」という本。
この本は、星座写真の上に、透明フィルムに線でつながれた星座が描いてあり、
そのフィルムを空にかざして見ることが出来ました。
その本を片手に屋根の上で星座を見たり、夏休みに流星群を数えたり。
ちなみにその大切にしていた本は、大学生の頃、私より星座好きな友人にお譲りしました。
Vol.304
手ぬぐいブックカバー

2009.10.05
先日、手ぬぐいで作った文庫本のブックカバーを頂き、手触りの良さに単行本用もほしくなり、
てぬぐい専門店「かまわぬ」を取り扱っている松本の「和来」さんへ。
単行本用はなかったのですが、ご主人が「好きな手ぬぐいを選んで頂ければ
サイズに合わせブックカバーつくりますよ」とおっしゃって頂き、秋らしい「秋桜」を選びました。
昨日、出来上がったブックカバーを頂き、読みかけの単行本に早速カバー、秋桜の柄も素敵です。
今年の2月のコラムに「昨年から奥田英朗さんの著書を好んで読むようになりました」と書いたのですが、
そのブームが6月頃終わり、今は別の作家さんに夢中で、端から著書を読み漁っています。
一つの小説に出てくる主人公ではない別の人にスポットをあて、またその物語が別にある、
そしてその物語に出てくる主人公ではない別の人の物語がまた別にある、
違う物語で、前に読んだ本の小さいエピソードの真相を知るような、リンクし合っていく小説にはまっています。
それぞれの主人公でシリーズ化されているんですが、今3つめのシリーズで
当面はこの作家さんの本が手ぬぐいブックカバーのお供です。
Vol.305
太陽光発電の
新たな買取制度

2009.10.12
最近、新聞やテレビのニュースで目にする「太陽光発電の新たな買取制度」、
今年の11月1日よりスタートします。
この制度、太陽電池を使って家庭で作られた電力のうち自宅で使わないで余った電力を、
住宅用は1キロワット時あたり全国統一の48円で10年間電力会社に売ることができるようになります。
平成22年3月末までに買取りの申し込みをされた場合はこの金額で10年間買取を行いますが、
買取価格は、太陽光発電パネルの普及状況やパネル価格の動向を見ながら毎年見直しをするそうです。
ちなみに現在の余剰電力の買取価格は、中部電力で24円。
また、すでに設置済みでも買取制度の対象になります。
この制度は、本年7月1日に成立した、「エネルギー供給事業者による非化石エネルギー源の利用
及び化石エネルギー原料の有効な利用の促進に関する法律」に基づいて実施されるものです。
日本の太陽光発電導入量を拡大することが目的で、買取りにかかった費用は、
電気を利用する方全員で負担する「全員参加型」の制度となっており、
太陽光発電をしていない住宅は平成22年4月より負担が増えます。
現在も太陽光発電を検討する方が増えておりますが、
この制度で設置の初期投資の回収が早くなりそうなので、もっと増えるでしょう。
実施設計中のお客さんも検討しているのですが、先日、「太陽光発電の設置で固定資産税は変わるの?」と
質問され、調べてみました。
固定資産税の評価額は、総務大臣が定めた全国統一の
「固定資産評価基準」によって求めるものとされています。
具体的には、屋根・柱・壁・床・基礎などに使われている材料の種類や量・程度に応じて評価額を求めますが、
松本市の資産税課に問い合わせた所、屋根の上に設置するタイプは評価額の対象にならないそうです。
しかし屋根材と一体になったタイプは対象になるそうで、評価額は鉄板の屋根の6.77倍、瓦屋根の3.14倍!
ご参考にしてください。
Vol.306
海外旅行の日

2009.10.19
週末、箱根駅伝の予選会も終わり、年末年始の声が聞こえてきたような気がします。
わが母校も昨年は6秒差で予選落ち、今年は何とか11位に滑り込み、お正月の楽しみも増えました。
その年末年始、海外旅行へ行く人も多いですが、今日10月19日は「海外旅行の日」
「遠(10)くへ行く(19)」の語呂合せ。海外旅行の楽しみ方等について考える日だそうです。
今ちょうど、私の一番上の姉はアメリカ・インディアナポリスへ旅行中ですが、
私達は最近海外旅行とは縁遠いです。
最後に行ったのは、3年前の韓国ソウル。その前は4年前の同じくソウル。
(韓国ドラママニアではないのですが)
二人で行ったのは、結婚式を挙げたオーストラリアのポートダグラス、スペインのマドリッドとバルセロナ、
シンガポールと韓国2回。
次はどこへ行ってみたいだろう。
フィンランドのロヴァニエミ!ラッピ州の州都、北極圏に程近い所で、サンタクロースの住む
「サンタクロース村」も近くにあります。
アルヴァ・アアルトの建物廻りをゆっくり出来たら最高です。
飛行機のマイルも貯まっていますが、来年は有難い事に忙しそうなので、その又次になりそうです。
Vol.307
信州初登山

2009.10.26


信州に移り住んで18年、初めて登山をしました。
東京にいながら社会人登山デビューした友人達には、「それは登山じゃなくハイキング」と
笑われるかもしれませんが、日頃運動不足の私達にとっては立派な登山でした。
登ったのは、安曇野市の光城山、そしてそこから長峰山へ。
田沢駅近くの光団地の奥に登山道入り口と駐車場があります。そこからスタート。
最初は急な坂道が続き、早くも登り始めて5分で息切れしてしまいましたが、
何とか40分ほどで光城山山頂へ辿り着きました。
この登山道、春には麓から山頂へ一直線に桜の木々が帯の様に見え、とても綺麗です。
山頂からアスファルトの道を大きなアップダウンもなく約40分、長峰山へ。
北アルプスと安曇野が一望できるこの場所に、一度来てみたいと思っていました。
1970年に東山魁夷、川端康成、井上靖の3氏が登り、その眺めを絶賛したと言います。
昨日は残念ながら曇り。北アルプスは霞んでいました(残念)。
この山頂にあるパラグライダーの離陸用のデッキの上で、眼下の景色を見下ろしながらお弁当。
帰りは光城山の山頂まで戻り、来た道ではなく、北廻りコースで下山しました。
アカマツ、サクラ、アオダモ、レンゲツツジ、ウメモドキ、ヌルデ、マユミ、コナラ、etc・・・
山の樹木も楽しむ事が出来ます。
大学4年、ゼミ仲間4人との感動の富士登山以来の登山、いいリフレッシュになりました。
しかし今日は筋肉痛です。
Vol.308
揃い踏み

2009.11.02
11月朔日の昨日は汗ばむ位の陽気だったのに、今日は一変、寒い一日。
22時少し前に戻ってきましたが、三才山トンネルの料金所は雪がうっすら積もっており、
スタットレスの心配をし始めました。
今日はRYU建築設計さんの完成見学会へ、佐久市へ行ってまいりました。
富士見町の大上設計さんご夫婦もお誘いし、今回初めて信州で頑張る同級生3人が「揃い踏み」
大学時代は夫々殆どお付き合いは無かったのですが、この地で再会したのも何かのご縁、不思議なものです。
RYUさんの見学会は3度目ですが、毎回、住み心地の良さそうな空間つくりや細かい気遣い、
使う材料や素材などのこだわり等々、大変勉強にもなり、そして刺激を受けます。
仕事の進め方やこれまでの現場の話し、これからの事etc・・・5人で盛り上がり、
2時間以上お邪魔させて頂きました。
今日の事はコラムのネタにさせて頂きます!と帰り際に挨拶しましたが、
どうせなら記念写真も撮ってくれば良かったかも?
このネタは「火曜日コラム」の大上設計さんにバトンタッチいたします。
Vol.309
神様のカルテ

2009.11.09
信州の方でしたら、もうお読みになった方も多いのではないでしょうか。
松本の本屋さんでも売り切れの所も、図書館でも予約待ち。
第十回小学館文庫小説賞受賞作の「神様のカルテ」
著者は信州大学医学部卒、長野県内で地域医療に従事している現役のお医者さん。
松本の「24時間、365日対応」の病院が舞台、地域医療の現場で奮闘する青年医師の物語。
地方の医師不足の問題や終末医療の在り方など、色々考えさせられるテーマを織り交ぜながらも、
周囲の個性的な人々が物語にハナを添えています。
この舞台の病院は、うちの近くのあの大きな病院?と想像しながら、深志神社や中町通り、縄手通り、
安曇野の向こうに連なる北アルプス・・・馴染み深い風景も沢山出てきて、すーっと読む事の出来る一冊でした。
文字も大きいので、小・中学生にもオススメです。
Vol.310
久々の一週間ネタ

2009.11.16
夕飯前のこの時間、今日のマンデーコラムは何を書こうかと迷っていました。
ネタ探しに過去のコラムを参照していたら、4年前の同じ日、2005年の11月16日に
「一週間シリーズ〜第三弾」の話しでした。
これも何かの巡り合せ?今週のコラムはこのネタにさせて頂きます。
*日曜日:信州南木曽工芸街道祭り、木地屋やまとさん「木彩会秋展」へ南木曽までドライブ
       帰り道、塩尻の十色珈琲さんで「ケニア・ルエラ農園・ピーベリー」をいただく
*月曜日:Yはこれから着工のお施主様と打ち合わせ、その帰り松川パン商店さんへ、
       その後工務店さんと打ち合わせ、 Sは事務所で図面作成
*火曜日:Yは事務所で図面作成、Sは午後「新しい業務報酬基準」の講習会で松本文化会館へ
*水曜日:Yは信州アーキクラブの作品展パネル作り、Sは里山辺の現場へ
*木曜日:里山辺の現場の定例打合せ、夜はHAL設計室さんへ11月29日のイベントの打合せ
*金曜日:Yは引き続き作品展パネル作り、Sは図面作成。
      午後、トーヨーキッチンさんがお見えになり、フォトコンテストの吉報をいただく。
*土曜日:里山辺の現場の後、午後は白馬村・伊礼智氏の完成見学会へ。
       ランチは白馬「ガーリック」でピザ+パスタ(美味しかった!)
4年前の今日は、マンデーコラムでなく、二日遅れのウェンズデーコラムだったようですが、
今週は何とか月曜日にアップ!
コラムが遅れると具合が悪いのかと心配してくださる方が数名いてくださるのは嬉しい限りです。
元気な時は月曜日にアップし続けていきたいです。
Vol.311
松本市美術館の
中庭と図書室

2009.11.23
先日、長野市の友人家族が、松本市美術館での映画&コンサートというイベントに参加した後、
事務所に寄ってくれました。
開口一番、「松本市美術館ってすごいね!」とちょっと興奮気味。
中庭で自由に子供達を遊ばせる事が出来た事にいたく感動したようで、
3歳のわんぱく坊主も我が家に来た時は裸足でした。
池ではしゃぎまわり、持ってきた靴2足はビショビショになってしまったそうです。
入口に草間彌生さんの巨大なチューリップのオブジェのある松本市美術館は、
散歩コースでもあり、いつも大変お世話になっています。
ナイトミュージアムでホットワインを頂いたり、キャンドルナイトで夜の幻想的な空間にひたったり、
先日はフラメンコのショーを中庭で楽しんできました。
そして重宝しているのが、3階の美術情報図書館!美術の本だけでなく、建築やデザインの本も。
勿論このスペース、入館料はかかりませんので、静かな空間をゆったりと本と共に過ごす事が出来ます。
今は草間彌生さんの特集展示も開催中。
直島で見たかぼちゃのオブジェもすごいインパクトでしたが、チューリイップも負けてはおりません。
未公開作品もあり、国内でもこれだけの作品を一同に見る事が出来る事は少ないそうです。
期間は延長されたようですが、私も近々行ってみたいと思います。
Vol.312
INAXにて

2009.11.30
INAX松本ショールームにて昨日まで開催されておりました「アーキクラブ信州」の作品展に
多くの方に足を運んでいただきました事、心からお礼申し上げます。
また昨日の「建築家とつくる家作り」というパネルディスカッションでは
少し緊張してしまいましたが、
お話しを聞きに来て下さいました方々、そしてOBとして参加して下さったお施さんご家族、
本当に有難うございました。
その中で、お施主さんへのプランの提出の仕方についての話がありました。
「夫婦二人の意見を一つにまとめてプランを出すのですか?」とご質問頂きました。
いつも私達はお施主さんにプランをお出しするにあたり
二人別々に考え、それぞれの考えを提出する「ダブル・プレゼン」方式なのですが、
家に帰ってからも、その事について色々考えました。
勿論、お施主さんに提出する前、夫婦二人で夫々考えたものを持ち寄り、意見交換します。
「絶対、これはダメ」とどちらかが言った時は、没になったり、再考したり・・・
プランを始めた早い段階では、あれもしたい!これもしたい!こんな事もあり?とか色々考えが浮かび、
多くの可能性の中から考えられるあらゆる事を考えたいという思いがあり、
これまで夫婦二人の意見を一つにまとめて出すという事は、思いもつきませんでした。
どちらかの考えが通ったときに、勝った、負けたという概念も今まで考えた事もなかったので、
他から見れば、お互いプライドを持って仕事をしているので、
そういうバトルがあるのでは?と思うのかも知れません。
一つの家をつくり上げていくのに、二人で激論する事は多々ありますが、
最終的には二人納得して進んでいくので、どちらの考えが元になったかというのは小さい事のようで、
それぞれが「私の意見だ!」と思ってしまうほど、最後には二人の考えが重なっていくようです。
仕事のスタイルについて改めて考える良い機会でした。
Vol.313
原題:Up

2009.11.30
昨日は先週末から公開された映画「カールじいさんの空飛ぶ家」、原題:「Up」を映画館へ観に行きました。
今年のカンヌ映画祭のオープニングを飾った作品でもあります。
アニメーション映画を観に行くのは何年ぶりだろう。
何年ぶりというより、人生で3度目かも知れません。
一本目は幼稚園生の時の「スヌーピー」、二本目は小学校の卒業記念で皆で行った「千年女王」、
そして今回が三本目。
78歳の元風船売りのお爺さんが、亡くなった奥さんとの夢見た冒険の地へ、ひょんなことから出会った少年と
大切な思い出の詰まった家と共に旅に出るお話し。
笑いあり、ちょっと涙あり、ハラハラあり。最後は心穏やかな気持ちになる、ほっとさせられる映画でした。
子供だけでなく、大人も楽しめると思います。
吹替え版を見たのですが、、何より良かったのは、声優さん!
話題のアニメ吹替え映画では、本職でないタレントさんとかがメインの声をする事が多い気がします。
たまに本職の声優さんより上手い吹替えの俳優さんというのもいますが、
やはり声のプロは本職のプロに任せた方がいい!というのを常々思っていたので、
安心して観る事が出来ました。
Vol.314
カホンを叩こう!

2009.12.14

先日、松本パルコの楽器屋さんへ行ったら、カホンが3台並んでいました。
店員さん曰く、最近流行っているらしいです。知らなかった!
我が家にカホンが来たのは、このマンデーコラムを読み返すと2005年6月。
最近では隅っこに追いやられ、ベッドのナイトテーブルがわり。
その楽器屋さんのカホンの隣に、「一週間で叩けるカホン初級編」というDVDがありました。
このDVDを少し早い誕生日プレゼントに頂き、これから見る所です。
一週間で叩けるなら、クリスマスパーティーに間に合うかも?
なんて、DVDを見る前から叩けるつもりになっています。
Vol.315
1Q84

2009.12.21
昨日、一昨日の里山辺での完成見学会へ、多くの方にお越し頂き有難うございました。
先週末、日本全国天気が大荒れの中、松本は雪こそ大した事はありませんでしたが、
大変寒い中、足を運んで頂きました事、大変感謝しております。
この工事が終わり、3月までは進行している現場はなくなりました。
2004年の和音堂さんの工事以来、絶え間なく現場が進行しており、ここへきて初めて途切れましたが、
来春から始まる幾つかの工事に向けて、打合せや図面の方へじっくり腰を据えたいと思います。
今年一年、比較的時間の余裕があり、仕事とは別に大好きな小説を沢山読む事が出来ました。
最後の締めは、今年の話題作「1Q84」になりそうです。図書館で半年待ち位だったでしょうか。
1984年、私自身は中学3年。♪おいで皆さん聞いとくれ、僕は悲しい受験生〜♪なんて歌いながら、
毎晩、隣の駅の塾まで自転車を走らせていた事を思い出します。
塾のあったビルの1階はお好み焼き屋さんが入っており、それも楽しみの一つでした。
塾の仲間や先生達にも恵まれ、塾へ行く事が楽しくて楽しくて、
今思えば受験もツライ!という思いは、あまりなかったように思います。
そんな自分の1984年を頭に描きながら、「1Q84」も終盤に差し掛かっています。
Vol.316
2009年末

2009.12.28
今年も気がつくと残すところ4日となりました。
年々時間の短さを感じ、ことさら時間の貴重さに気がつく年齢になってきたように思います。
今年は初めての経験を幾つかさせていただき、メリハリのある1年でした。
そんな中で住宅4件、診療所1件、店舗1件等の設計の仕事をさせていただきました。
今年一年有難うございます。
そして来年も更なる飛躍を志していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

(Shinya)
今年も新しい嬉しい楽しい出会いが沢山ありました。
そしてこれまでのお施主さん達にも支えられた一年でもありました。
本当に有難うございます!
不況不況と暗いニュースばかりが続く毎日ですが、
源池設計室は明るく、元気に、前進して行きたいと思います。
良い家づくりをこれからも一生懸命頑張っていきたいです。
来年も宜しくお願い申し上げます。
Vol.317
2010年仕事始め

2010.01.04
あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い申し上げます。
2010年は「蕎麦ゆで」から始めリました。
年越し蕎麦を茹でている間に、いつの間にか年が明けていて、蕎麦を茹でながら一同大笑い。
ちょっとドジってしまいましたが、今年も笑いの絶えない一年にしたいと思います。
お正月は深志神社へお参りに行き、恒例の箱根駅伝を見ながらまったりしていました。
残念ながらそれぞれ二人の母校、シード権取れませんでしたが・・・
今日から仕事始め!
ウィキペディアで「仕事始め」を調べると
「1月2日に年が明けて初めて仕事をすること。1月2日には普段の仕事を形だけ行い、
その年の労働の安全や技能の上達を願う。」
2日からとは知りませんでした。
春から始める工事に向けて頑張ります!
Vol.318
放光寺

2010.01.11
今日は松本市蟻ケ崎にある放光寺へ厄除観音大縁日へ行ってきました。
今年は相方が昭和45年生まれの前厄なんです。
天平二年(730年)行基菩薩が聖徳太子作の十一面観音をこの地に安置し、
日光山放光寺と称したのが始まりの歴史ある放光寺

松本地方に江戸時代の頃から伝わる厄除観音に参拝する伝統的な行事だそうです。
松本駅から放光寺へ行くバスは、日に2本だったようで、それに乗り遅れ、
深志高校までバスで行き、そこから徒歩にて。
途中、「an aquarium」さんの家の近くで道に迷ってしまい、近くを通った人に道順を尋ねたら、
「私もこれから放光寺へ行く所です」と、偶然にも親切な方に連れて行って頂きました。
ダルマの露天などで賑やかな境内、無事に参拝を済ませ、本堂でご祈祷。
御札と御守りを頂き、帰りは坂道を下り、松本城を抜け、家路へ。
行く道すがら、以前勤めていた時ににリフォームをさせて頂いたTさんご夫婦にばったりお会いしました。
お会いするのは10年ぶり位でしたが、「快適に過ごしております」とやさしいお言葉を頂き、
この仕事をしていて本当に良かった!と実感しました。
Vol.319
昔のプラン

2010.01.18
先日、書類を整理していたら、この事務所兼自宅の昔のプランが出てきました。
このプランにしよう!と最初に決まったのが下の案でした。
今のような風除室はなく、反対に西に出っ張る形で、道路に面した方に低く下屋になっている。
水廻りは北面一列に配置、真ん中の吹き抜けは、現在と同じスタイル(トイレの位置は違いますが)
車は2台縦列駐車で、延床面積は28坪。現在より3坪ほど小さい。
トヨゾウのスペースは、東の屋根の掛かっている所。
懐かしい!昔の友人に偶然、新宿駅のホームで会った気分です。
この時はきっと、道路から低い屋根をくぐって家に入る点と、そのファサードが気にいったんだと思います。
この後、また二人で侃々諤々あり、プランが決まっていったのですが、
外観イメージも今と違った面白いものが幾つかありました。続きは次週・・・

Vol.320
昔のプラン Vol.2

2010.01.25
先週の続きです。外観イメージも本当に今と違っていました。
今見ると「丸」を意識したものが多いように感じます。その名残が今の東側の丸窓?
昨年、撮影した写真を中心に書いていたブログ「ニコンニチハ」を、今年からハウスコのブログへ移動しました。
こちらもフォト満載でアップしていきたいと思いますので、是非ご覧ください。
アドレスは→http://www.houseco.jp/db/?_action=ViewArchitectBlog&arid=3860


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