GENtiArchitectsDESIGN モクジヘモドル
Vol.261
ベーグルguillotine


2008.12.08
我が家の近所にベーグル屋さんが出来ました。
先日ポストにDMが入っていて、今日プレオープンとの事。早速行ってみました。
クルミの入ったベーグル、モチモチしていて我が家の定番になりそうです。
ベーグルを食べていて思った事・・・「THE OC」の朝食シーンで出てくる
あのベーグルを上からストーンと二つに切る器械、あれはなんと言うのだろう?
早速ヤフーで検索してみたら「bagel guillotine」と出ました。
ベーグルギロチン。マリー・アントワネットを思い出すような何とも物騒な名前ですが、
その名の通りのスタイル、ホルダー部分にベーグルを入れ、刃を下ろすだけの仕組み。
二つに切って、クリームチーズを挟んだり、ハムや野菜を挟んだり
・・・
ベーグルサンドのレパートリーをあれこれ考える様になりそうです。
Vol.262
富士見


2008.12.15
朝起きると今日は思いのほか快晴!  
こんな天気に事務所でこもっているのはもったいないと
明日に予定していた原村の別荘計画予定地の現場調査に向かいました。
お昼は先日お客さんとご一緒した茅野市にある「梅蔵」というイタリアンに予約を入れていざ出発。
梅蔵は味もさる事ながら、我が家のトヨゾウに似たネーミングにも惹かれました。
ずわいがにとネギのペペロンチーノとツナと卵のピザ、どちらも美味しかったです!
お腹を満たして原村にて測量。思いの他、道路に雪がありました。昨晩は5cmほど降ったとか・・・
仕事も終わり、折角ここまで来たので小淵沢のアウトレットへGo。
途中、富士見町できれいに富士山が目の前に。
昔から富士山が見える所の地名などに「富士見」と名づけられたと言います。
中野区の富士見町、板橋区の富士見町、千葉市の富士見町・・・
西麻布の富士見坂、九段の富士見坂、本郷の富士見坂・・・他にも「富士見坂」東京に数多くあります。
さすが信州の富士見町!富士山もばっちり見え、負けていません。
Vol.263
お菓子の家


2008.12.22
先日、少し早いクリスマス会を行いました。大人6人+子供5人大賑わいです。
恒例のプレゼント交換。子供でも大人でも、そして男女問わず楽しめるモノ。
何にしようか・・・毎年楽しく悩みます。そして今年の私のプレゼントは「お菓子の家」
物語やテレビなどでは見るけど、実際に目にするのは初めてで、
ひと目見て、これをプレゼントにしよう!と決めました。
プレゼントは男の子に!早速、彼は箱をあけ、ビスケットとビスケットを繋ぐメレンゲ作りから一生懸命。
なかなか壁と壁が補助なく立ち上がらず苦労したようですが、完成したお菓子の家!
テレビのCMでやっている「Dハウス」とは書かないでね!と彼に助言?依頼?
自分で「げんち」と書きましたが、結構難しかったです。
Vol.264
2008年大晦日

2008.12.31
あっという間の速さで今年一年も終わろうとしています。
今年初めの箱根での早稲田と駒沢の激走もついこの間のようでが、
世の中は本当に色々なことが起こった一年でした。
源池設計室では今年、5件の住宅設計に携わらせていただきました。
どの住宅も全力で取り組ませていただきました。
来年も建築に対する熱い思いを忘れることなく、目標を見失わないよう
前進していきたいと思っております。(shinya)

今年も大晦日に2008年最後のコラムを更新させて頂く事となりました。
2008年今年の一文字が「変」と表す様に、本当に全世界中大変厳しい年となってしまいました。
来年はこの「変」を悪い意味での「変」ではなく、いい方向へ「変わる」の変、
オバマ次期大統領ではないが「We can CHANGE!」の様に前向きな「変」になるような
明るい2009年になる事を願いながら、私達も前向きに一歩一歩頑張っていきたいと思います。
先日、自分自身すごく変わりたい!と思い、スパイラルパーマをかけたのですが
反応してくれたのは二人だけでちょっと淋しい気分になりました(笑)
来年も宜しくお願い申し上げます!
(yoko)
Vol.265
2009年リニューアル

2009.01.06
明けましておめでとうございます。
2009年、本年も宜しくお願い申し上げます。
今年もまた箱根駅伝から新年が始まりました。
母校が出ていないのは残念でしたが、まさかまさかの山登りでのドラマ!
あの勢いを、パワーを、源池設計室もいただき、2009年も頑張って行きたいと思います。
本日、こうしてホームページもリニューアルでき、ほっと一安心ですが、
昨年サボりがちだったコーナーも今年はしっかり更新していきますので、宜しくお願い申し上げます。
今年は新しい事にも挑戦していきたいです。
その1つとしては、カメラデビュー!
竣工写真などはいつも相方に任せきりですが、今年は私も頑張ります。
プライベートで、カメラデビューのブログなんぞも始めてみたい・・・という小さな野望も抱いております。
2009年も一歩一歩頑張っていきます!
Vol.266
フェアトレード

2009.01.12
フェアトレードとは、「貿易を通した国際協力」のことだそうです。
この言葉を知ったのは、シサムコウボウという所のバッグに出会ったからです。
松本市の時計博物館の前にあるニューオーディナリーさんでひと目見てデザインの気に入ったバッグ。
形はスーパーのレジ袋型で、素材はコットンとアロー(イラクサ科の植物で日本では苧麻(ちょま)。
中に入っていたラベルに、こう書かれていました。
「ネパール製のフェアトレード商品です。シサムのオリジナルデザインを元に、
カトマンズ郊外のスラムに住む女性たちが一つ一つ手作りしています。
商品のお買い上げが、家族が一つ屋根の下に住み、子供が学校に通うことの出来る暮らしを支えています」
そのWEBにもアクセスして、フェアトレードを知りました。
年の初めに優しい出会いが会ったような感じです。
Vol.267
小山登美夫ギャラリー

2009.01.19
一度行ってみたいと思っていた小山登美夫ギャラリーに先日行ってきました。
若手現代アートの登竜門と言われるギャラリー、
世界的に有名な村上隆や奈良美智を輩出したと言われるギャラリー。
最寄の駅は大江戸線の清澄白河駅、清澄公園の西側、隅田川の清洲橋の手前にあるビルの7階。
1階は広い倉庫の配送センターになっていて、ギャラリーに行くにも業務用のエレベーターで昇ります。
古びたエレベーターがギャラリーへの期待感を増し、3枚の大きな引き戸が開くと真っ白な世界。
静かな時間の中、ゆっくりとアートを楽しむ事が出来ます。
また5〜7階にギャラリーが幾つも入っており、一度に色々見る事も楽しみの一つです。
好みもあり、なかなか現代アートを全て理解するのは難しいですが、
小山登美夫さん著書の「その絵、いくら?」は読んでみたい1冊になりました。
帰りは都営新宿線の森下駅まで歩きました。
森下駅の近くで2年間、家庭教師をしていた事があったので懐かしの場所です。
家庭教師先のお店に顔を出し、昔なじみの美味しいケーキ屋さんで買い物をしょうと探したのですが、
大江戸線が通ったせいか、細い路地も変わり、マンションも幾つか建ち、変わってしまったようでした。
17年も前の事だからしょうがないかも知れませんが、少し淋しい気持ちになりました。
Vol.268
冬の青空

2009.01.26
松本市中山で住宅の工事が進んでいます。
松本平を一望できる西向き斜面の周りが開けた立地条件まさに「自然を楽しむ家」
外部の工事も終わり外部検査を行いました。
 (足場の解体前の屋根や外壁、サッシなどの最終確認をする重要な検査です。)
 
空気が冷く澄んでいる中山の空です。こちらの住宅は2月末に工事が終了します。
2月22日(日)に完成見学会を予定しております。是非お越しください。
Vol.269
白川郷


2009.02.02
先週、冬の白川郷へ行ってきました。
白川郷は、霊峰白山の麓に110棟あまりの合掌造りの民家が連なる集落で、
世界文化遺産にも登録されています。
松本から車で約2時間半、安房峠を越え、飛騨高山を抜けた先にあります。
今回は名付けて「第一回写真撮影」ツアー!二人各々カメラを持って、
撮りたいものを撮る、それが目的の旅行でした。
私が一眼レフデジカメを手に入れてから、写真のトリコです。
極寒の白川郷・・・すごい厚着をして行ったのですが、その日は天気も良く、ちょっと暑い位でした。
雪も少なく、テレビで見る白川郷のイメージとは少し異なりました。温暖化のせい?
Vol.270
信州のよいところ

2009.02.09
先日、親しい仲間と美ヶ原温泉で新年会を行いました。
少し早めに仕事を切り上げ、温泉旅館へ・・・まずは、日が暮れようとする松本平を眼下に見ながら足湯。
宴会の前にゆっくりと露天風呂で温まり、
時間があったので部屋で読みかけの小説を読み終え、そして宴の時間。
今売り出し中の信州サーモンのお造りも美味しく、信州牛の鍋もお酒が進みます。
それから部屋では「しゃべり場」状態で、気付けば午前3時。
翌朝も温泉につかり、そのまま現場へ直行しました。
車で10分位、簡単に行く事の出来る温泉、会社帰りにふらっと温泉、
身近な所に寛ぎの場、電車に乗らずOK!、信州に来て本当に良かったなあと思う所です。
最近、都内近郊にも温泉施設が結構増えましたが、帰りの電車のメイクを気にしなければならない・・・
都会も刺激があって楽しいですが、信州もよいところですよ。
Vol.271
アンコール
エヴァーバーン

2009.02.16
今週末、完成見学会を開催させていただく「自然を楽しむ家」さん、
先週末に居間の珪藻土を塗り終え、いよいよ明日、薪ストーブを設置します。
今回はアメリカ・バーモントキャスティングス社の「アンコール・エヴァーバーン」、
色は「クラシックブラック」です。
最大出力
10,000Kcal、最大暖房面積152u(46坪)、最大燃焼時間9時間。
米「ハースホーム」誌2006年1月号にて非触媒の非触媒の薪ストーブでEPA(米国環境保護庁)基準の
廃棄物排出量が一番少ない薪ストーブとして公認されたそうです。
ストーブの背面に蓄熱性の高いハイテク素材であるセラミックファイバー製の独創的二次燃焼室を設置、
この燃焼ボックスでは、550℃以上の高温で煙の主成分である未燃焼成分を極限まで燃焼し、
高効率燃焼を実現しています。
薪ストーブに鍋をかけシチューを煮込みながら、
その前でロッキングチェアに腰掛けながら編み物・・・絵になります!
編み物と言ったら、昨シーズンから引き続いていたマフラーがようやく編み終わりました。
あとは母が使っていた着物の古布をあわせ完成なんですが、
一日遅れの母の誕生日プレゼントに間に合いそうです。
Vol.272
家日和

2009.02.23
昨日の松本市中山での完成見学会へ多くの方に御足労頂きまして有難うございます。
お施主様とストーブ屋「コマツ」さんのご協力で、当日、薪ストーブを使わせていただくことができ、
皆様にも温かさと火のぬくもりをお届けできました事、嬉しく思います。
昨年から奥田英朗さんの著書を好んで読むようになりました。
「好んで」と書いたのは、姉からよく読み終わった本を送ってもらい、自分の好きなもの、そうでないものと
色々ごちゃまぜに読むことが多いので、自分自身で選んだ場合はあえて「好んで」と付け加えました。
奥田さんを読むきっかけになったのは、姉から届いた2004年直木賞の「空中ブランコ」でしたが。
今回読んだ本は「家日和」。そのタイトルに惹かれました。(内容は6つの家族の話ですが・・・)
家日和【いえびより】そんな言葉はないと思うのですが、
何かほのぼのとした、まったりとした印象をその言葉から受け、
昨日一日、薪ストーブにあたっていた時、ふと「家日和だなあ」なんて思ってしまいました。
「家日和」という言葉が似合うような家をつくり続けていきたいです。
Vol.273
万歩計

2009.03.01
最近、万歩計付きの携帯電話へ機種変更しました。
一日どれ位歩くのだろう?この間、万歩計愛好家の母は大体一万歩くらいと言っていたのですが
月曜日:5017歩/3456m/88kcal 午前中は中山の現場、午後は事務所で図面
火曜日:4100歩/2824m/71kcal 一日中、松本文化会館で講習会
水曜日:9233歩/6365m/162kcal 中山の現場のお引渡し、午後は事務所で図面
木曜日:6842歩/4716m/120kcal 午前中は事務所で図面、午後も事務所で打合せ、夕方は陶芸教室
金曜日:7551歩/5263m/130kcal 午前中は長野で現調+市役所、午後は長野の現場
土曜日:7577歩/5233m/132kcal 午前中は陶芸教室、午後は事務所で打合せ、あがたの森まで犬散歩
日曜日:12121歩/8358m/217kcal 午前中は安曇野市で打合せ、その後現調、午後はちひろ美術館へ。
殆ど毎日、ご飯一膳の半分のカロリーも消費していない・・・
昨日は、それではマズイと思い、帰宅後、自宅→中町通り→カタクラモール→自宅→郵便局→自宅
と、距離を稼ごうと自転車でなく歩きました。
それにしても運動不足なので、今週から又ルーシーダットンへ休まず通いたいと思いました。
Vol.274
鏝絵

2009.03.09



現在、長野市川中島で工事中の(仮称)「けやきの木診療所」、
正式名称「としだ内科」さんの工事も大詰めとなりました。
4/6の開業まで一ヶ月をきり、先週から外廻りの工事へと進んできました。
こちらの診療所、外観は一文字瓦の屋根の落ち着いた佇まいになっていて、
高くなっている妻側には、鏝絵が施されています。
鏝絵【こてえ】は、左官職人が鏝でもって民家や土蔵の壁に漆喰によって施された彫塑で
家内安全や長寿、火伏せの願いが込められています。
よく見かけられるのは、家紋や屋号、「龍」や「水」「寿」などの文字、雲や鶴亀、竜、兎の造形などなど。
妻側に鏝絵を施すにあたり、まずはいつもお世話になっている左官屋さんのトーワさんに相談しました。
こんな形で・・・とイラストを差し出した所、「任せとけ!」みたいな感じで快く引き受けて下さり、感謝感激です。
今回の造形は「ペンギン」。
落ち着いた外観とは相反するペンギン、これも遊び心です。
どうだ!という感じでなく、ひっそりと見守るペンギン、通りかかった際は是非、探してください。
私自身もペンギンの思い出があります。
中学生の頃、第二ボタンをもらった大好きだな先輩が、通称「ペンギン先輩」
ちょうど、サントリーの缶チューハイのペンギンが流行っていた時代でした。
今だと鼠先輩とかぶってしまい、お笑い対象の感がありますが・・・
学校指定の「みどりむし」と言う名のジャージの裾を
膝までいつも折り上げていたペンギン先輩、元気でしょうか。

Vol.275
ブログ

2009.03.16
今年最初のコラムで、「ブログなんぞも始めてみたい」と書いたのは、1月6日でした。
実はその翌日、ブログデビューをしました!
デジカメで撮ったその日お気に入りの写真と、たわいもない話しのブログです。
1月は7割2分、2月は8割2分1厘、3月は昨日までで8割ジャスト、結構、高打率だと思います。
小学校3年生の時から高校を卒業するまでの10年間も日記を綴っていました。
当時の日記と同じ様に、毎日更新しなければ・・・という強迫観念に駆られています。
そんな私に触発されてか、相方もブログを先月末から始めました。
その名も「ゲンチ・スケッチ」 ↓下記のアドレスです。
http://blogs.yahoo.co.jp/sinya_detail
ヤフーで「ゲンチ・スケッチ」で検索しても出てきます。
昨日までで2割1分・・・少しサボリがちですので、是非のぞいてみてください。
タイトル通り、街並みのスケッチや写真をアップしています。
Vol.276
原美術館

2009.03.23
先日、品川駅から歩いて10分くらいの閑静な住宅街・御殿山にある原美術館へ行ってきました。
この美術館は、昭和13年に竣工した実業家・原邦造の自邸で、1979年美術館として開館。
ヨーロッパモダン建築を取り入れた昭和初期のこの建物の設計は、上野の東京国立博物館や
銀座の和光ビル、横浜のホテル・ニューグランドの設計でも知られる渡辺仁。
現代アートを意欲的に開催する原美術館、私が行った時にジム・ランビーの
「アンノウン プレジャーズ」展が開催されていました。
床に白と黒のビニールテープがびっしりと波の様に張られていたり、
2階へ上がる階段にはベッドと血を連想させる赤、
レコードをつめた様なコンクリートの箱があったり、異空間に入った感じになります。
また常設の宮島達男のLEDのデジタルカウンターは、直島の「角屋」とはまたひとあじ違った、
狭い空間の中、数字に支配されている感じを受けました。
瀟洒な白い洋館の外観と相反する現代アート、そのミスマッチさが
逆にマッチしていて面白い空間になっています。
都会の真ん中にいる事を忘れるような庭もオブジェが点在し、楽しみの一つです。
今週末までの予定だった「アンノウン プレジャーズ」展、5月まで延期されるようです。
Vol.277
春です

2009.03.30
もう明後日から4月です。春です。
「♪新しい友達 今日からたくさんさ
 入園式にはサクラ吹雪 包み込むよ
 黄色いボウシが ちょっぴり大きいけど
 そのままでいいよ フワフワ 素顔のままで♪
サクラの声が聞こえ始めるこの時期、私はいつもこの歌を口ずさんでしまいます。」
・・・とこのコラムに書いたのは、2004年の4月。
その時、小学校に入学したはーちゃんも今年は6年生。早いものです。
それにしても4月と聞くと何故かウキウキワクワクしてきます。
小学校の入学は憶えていませんが、中学に入る時、高校に入る時、
大学に入る時、新入社員で社会人になった時、
3月の別れも忘れ、新しい服、新しい鞄、新しいモノに囲まれ、
4月の新しい世界に入る事で気持ちが踊っていた気がします。
最近新しい出会いも多く、また昨日の地鎮祭から始まった新しい工事も始まり、
より一層新しい気持ちで頑張って行こうとハリキル今日この頃です。
Vol.278
春を生ける

2009.04.06


今日から設計・監理をさせていただいた長野市川中島の「としだ内科」さんが開院されました。
私達も気になり、午前中は長野市へ。そんな心配どこ吹く風って感じで、ひと安心しました。
そして午後は、近所のNHKの一日講座「四季の花よせ〜春を生ける〜」に参加。
雑誌KURAでもご活躍中の先生が講師という事で、楽しみにしていました。
各自、花をいける花器や籠など持参とあり、何を持っていこうか迷いました。
なんせ我が家は花器だらけ(by相方)。
山型のタイプを一つ拝借して行きました。
黒い面を正面にしたり、裏面にしたり、側面だと思っていた方を正面にすえたり・・・
花もその都度入れ方をかえ、表情をかえ、器と花の楽しみ方を一つ教えていただきました。

Vol.279
キョロロ

2009.04.13


昨日、初めて休日ETC1000円の恩恵を受けに、新潟県十日町市へ行ってきました。
行き先は、越後松之山「森の学校」キョロロとまつだい雪国農耕文化村センターです。
前者は手塚貴晴氏+由比氏、後者はMVRDVが設計。
2003年竣工の「森の学校」キョロロの外壁は、コールテン鋼は月日を経て
どうなっているのだろう?を楽しみに見学。
シンボル的な塔は「キョロロのTin-Kin-Pin−音の泉」というアート作品にもなっています。
この地区では、大地の芸術祭・越後妻有アートトリエンナーレという
越後妻有地域(新潟県十日町市+津南町)の里山を舞台に
3年に1度開催される世界最大の国際芸術祭があります。
今年2009年も開催年になり、7月26日から9月13日まで第4回目が開催とのこと。
野外アートのほか、空き家プロジェクトやかまぼこ型倉庫プロジェクト「かまぼこ画廊」などなど
里山あげてのお祭りです。

Vol.280
中村キースヘリング
美術館

2009.04.20
先週、小淵沢の「中村キースヘリング美術館」へ行ってきました。
キース・ヘリングは80年代に活躍したアメリカの画家で、サブウェイ・ドローイングから才能を見出されました。
2007年に北川原温氏設計によるこの美術館、キースの作品だけのプライベート美術館は世界初だそうです。
作品を楽しむだけでなく、彼が発したメッセージを体感できるよう「光と影」を表現した空間になっています。
暗い通路から始まり、徐々に明るい方へと進んでいく構成、
日本好きだったというキース、展示室で一度靴を脱ぐという趣向もあり、
「希望」と「夢」というエネルギーを感受してほしいというメッセージが建物に込められています。
私がキースを知ったのは、88年夏、広島ピースコンサート。
ステージに、「HIROSHIMA」の文字と鳥のような人間のようなキースの絵。
残念な事に、一年半後の90年にエイズの為、キースは亡くなりました。
そのピースコンサートのテーマ曲のPV、今でもユーチューブで
見る事が出来ることにはビックリ(豪華メンバーです)
また、その曲の作詞者の別荘?も帰り道、拝見しちゃいました(かっこいいです)
今もその方が持ち主かどうかは分かりませんが・・

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