GENtiArchitectsDESIGN モクジヘモドル

Vol.161
一間半


2006.12.25

一間半【いっけんはん】
尺貫法の長さの単位。一間はふつう6尺(約1.82メートル)の長さ。
一間半は2.73メートル。襖で言うと3枚分。
昨日、完成見学会を開催させて頂いた風響庵さんの建物の間口です。
私達に与えて頂いた楽しい挑戦でした。
大学2年生の設計製図の授業で、表参道に美術館、
もしくは下町・谷中に店舗併用住宅、どちらかを選ぶ課題がありました。
私は迷わず、下町の住宅を選びました。
間口は一間半よりは広かったと思いますが・・・
クラスメイトと、各自がつくったファサードをどう見せるか苦心した模型を並べ、
「こんな街並みがあったら楽しいね」なんて笑いあっていた18年前は、
一間半の家を設計できるチャンスが訪れるとは想像できませんでした。
見学会にお越し頂いた方々にも、「外から想像できない内部の広がりが面白い」
「設計次第でどうにでもなるんだ」・・・色々な嬉しいご意見をお聞きする事が出来、
私達も大変励みになり、これからも一歩一歩進んで行きたいと思います。
今年もあと1週間。
2006
年のマンデーコラムも今日が最後、次回は2007年です。
この一年、多くの人と出会い、また多くの家づくりに携わらせて頂きました。
今後も夫婦二人、源池設計室として頑張って行きたいと思います。
来年も、宜しくお願い申し上げます。
Merry X’mas & Happy New Year!

Vol.162
2007年


2007.01.04

明けましておめでとうございます。
昨年は、大変お世話になりました。
2007年も宜しくお願い申し上げます。
今年もまた箱根駅伝を見ながらのお正月が過ぎ、
今日1月4日、仕事始めとなりました。
1月・2月にかけて、昨年から引き続いております住宅新築工事が竣工を迎え、
お施主様のご好意により、見学会を開催させて頂く予定になっております。
その後、春から始まる工事に向けての実施設計があり、
箱根のランナーの様に走り続けて行きたいと思います。
今はまだ、一区、蒲田あたりでしょうか・・・
縁は異なもの、粋なもの。
今年も多くの出会いを大切に、一歩一歩踏みしめながら
源池設計室は進み続けていきます

Vol.163
食器洗い乾燥機


2007.01.15

夕飯を食べ、ついついゴロゴロ。
食器を洗うのは朝にしよう・・・と思いつつ、翌朝慌てて現場へ。
夕方家へ戻ってくると、キッチンに溜まった食器が・・・
二人家族なのに、溜まれば溜まるなあ・・・などと思いながら、
食器を渋々洗います。
友人達との楽しい宴の後も思います。食器洗い乾燥機ほしいなあ。
工事している大半のお客さんに入れていて、感想をお聞きすると
「便利!食器洗いに費やす時間を有効に使う事が出来る」と喜んで頂いています。
既存のシステムキッチンに後から取り付ける事も可能です。
ただ、我が家のキッチン、食器洗い乾燥機を入れる事が出来るユニットは
間口が750で、食洗機の幅450とすると、残り300のスペースに
新たなユニットが必要となります。ちょっと勿体ない気も・・・
それなら、いっそ見える位置にミーレの食洗機を入れてしまおうか!
ドイツのシンプルなデザイン、食洗機の老舗メーカー「ミーレ」
使いやすく、抜群な洗浄力で長く愛されています。
現場の帰り道、早速、長野のミーレ代理店のヤナセへ。
今、冷蔵庫の置いてある位置に、食洗機を入れる計画です。
冷蔵庫は、対面カウンターの下か、食洗機の上へおく予定。
小さくて格好いい、そして冷蔵・冷凍の分かれているものを探しています。
なかなか見つからず・・・食洗機も夢物語になってしまうのでしょうか。

Vol.164
電車のある風景


2007.01.22

昨日の完成見学会に、多くの方に御足労頂き、本当に有難うございました。
珪藻土のやさしい風合い、床下暖房のやわらかい暖かさ、
デザイン性・機能性を備えた食洗機やガスコンロ・・・など、
実際ご覧頂き、手に触れて頂き、家づくりの楽しさなども感じて頂く事ができ、
私共も感激しつつ、一つ一つが勉強になりました。
「隠れ家スペース」も大好評でした。
御家族みんなの集まる「図書コーナー」からは、電車を眺める事が出来ます。
走っていく電車を一日眺めていても飽きません。
私の育った家の近くにも、ローカル線が走っていて、
家からは見えませんが、冬の寒い日、遠くに踏み切りの音が聞こえ、
小学生の頃は、「今日は空気が澄んでるんだなあ」と感動したり、
線路際の友人の家の2階から、電車が通る度に手を振ったり、
大きな声で叫んだり?していました。
また行き先の「成田」という文字を見ると、年に一度行く成田山新勝寺を思い出しました。
電車のある風景は、私にとっても懐かしい風景です。
工事中も電車が通ると、足場から写真を撮っていました。
今度は、新型車両1000系「ゆけむり」に乗って、
美牧庵さんを車窓から眺め、湯田中温泉に行ってゆっくりお湯につかりたいです。
←工事中、足場から撮った写真

Vol.165
青空


2007.01.29

例年より暖かい日の続く今日この頃、
現場の帰り道、犀川の河川敷で缶コーヒー片手にちょっと休憩中、
青空がきれいで、思わずカメラを取り出しました。(SHINYA

Vol.166
ROSIERES


2007.02.05

先週末、美牧庵さんで設置したオーブン付ガスコンロ
ROSIERES(ロジェール)の取り扱い説明を受けました。
フランス中部の小さな村「ロジェール」生まれ。
4口のコンロはバーナー同士の間隔も広く、手前が弱火も使いやすそうです。
耐熱強化ガラスのトップカバーは、取外し可能でお手入れも簡単。
オーブンは回転串がついていて、串にさしてクルクル廻して調理する肉料理もでき、
トレーを上に設置し、専用の板で扉を半開きにすれば魚焼きも可能です。
オーブンの下の引出は収納スペースではなく、オーブンの余熱で
これから使う食器を温めておくスペースとのこと。
さすがフランス!料理への気配りが違うと感動してしまいました。
子供の頃、船乗りだった父が数ヶ月ぶりに家へ帰ってくると、
家族みんなでパンを焼きました。
狭いキッチンにあった大きなテーブルで生地をこね、色々な形を作り、
オーブンの前で、焼きあがるのを待ちました。
美牧庵さんもこれから家族みんなで、楽しく使っている様子が目に浮かびます。
ローストビーフの時は呼んでください!
リンゴを使った美味しいソースの作り方を昨年伝授して頂いたので。

ツマミのデザインも素敵!

←回転串

Vol.167
後藤照明


2007.02.12

一昨日の「(仮称)なおやくんち」の完成見学会へ
多くの方に御足労頂き有難うございました。
お施主様御家族・施工会社さんとつくりあげた「あたたかい」雰囲気を醸し出す家。
床のミツロウも塗られ、パイン材もしっとりとした質感になりました。
白馬の山から切り出された丸柱は、これからも御家族を見守ってくれる気がします。
「なおやくんち」の玄関やダイニング、和室、書斎に取り付けられた
レトロな照明器具は、「後藤照明」さんです。
創業は1895年、食器硝子の焼き付け加工から始まった会社で、
クラシカルな照明を扱っています。
「なつかしくてあたらしい」というフレーズがばっちり当てはまります。
浪漫球という名の電球は、真空製法で触れても熱くなりません。
昨年お引渡しした「風樂舎」さんでも取り付けました。
これらの照明器具は、お施主様がインターネットでご購入されたものです。
やわらかい灯りの下、笑顔溢れる団欒が目に浮かびます。

Vol.168
ポフトボナー


2007.02.19

先日、念願だったレストランへ行く事が出来ました。
そこは松本市女鳥羽にある「ポフトボナー」さん。
以前からグルメ好きな友人やお施主さんから、美味しい!という噂を
多く聞いていて、是非行ってみたいと思っていました。
数週間前、「今日はランチを食べに行こう」と計画し、
午前中からウキウキで仕事をし、お昼回ったところで「いざっ!」と
はやる気持ちを抑えながら、ゆるーく続く坂道を自転車でダッシュしましたが、
あいにくの定休日・・・
頭の中に描いていた「オムライス」はどうしたらいいの!
定休日を確かめなかった私がバカなのですが、
ショックと空腹で泣く泣く引き返しました。
そんな事があってから数日、友人に偶然ポフトボナーさんでの
夕食に誘われ、二つ返事でOKです。
前菜の洋風茶碗蒸しから始まり、鹿肉の生ハム、パテ、鹿肉のワイン煮、
カルボナーラetc・・・締めのプリンも絶品でした。
美味しい料理にワインも会話も弾みっぱなしです。
また一つ、素敵な「隠れ家」を見つけてしまいました。

Vol.169
an aquarium


2007.02.27

先週末のan aquarium〜空中に浮かぶ箱式空間〜の完成見学会へ
多くの方に御足労頂き有難うございました。
水槽の中の松本平を楽しんでいただけましたでしょうか。

Vol.170
ひこうき雲


2007.03.05

先日、山が陽が沈みかける様を見ながら、缶ビール片手に、
足湯につかるという、何とも贅沢なひと時を過ごしました。
「松本の空は飛行機がいっぱい飛んでいるよね」と、一緒にいた友人の言葉に
「うそー!松本空港は日に数本なのに・・・」と反論している最中、
西の空にひこうき雲。南の空にひこうき雲。
「ほらほら」という友人と盛り上がっていた1時間もしない内に6回も見ました。
夜空には、飛行機の点滅する光もよく見る事ができるそう。
ジェットストリームのイントロが聞こえてきそうです。
2年と間を挟んで7年、もう9年も松本にいるというのに初めて知った松本の空。
ゆっくり空を見る余裕もなかった事に反省。
昨日、すごく頭にくる事があり、怒りながら帰り道、
ふと助手席から空を見ると2本のひこうき雲。
ちょっと穏やかな気分になりました。
先週一日遅れのコラムに「具合が悪いのかなあ」と
心配してくれたお施主さんもいてくれる、
世の中色々な人がいる、くだらないチッポケな事に怒らない、
ひこうき雲でも見ながら和む、そんな心の余裕がほしいです。

Vol.171
懐かしい味

2007.3.15
最近はまっているものがあります。
それは、某市役所・喫茶室の「ミートソース」です。
給食のソフト麺にかけるケッチャップ味の濃いミートソースの味に似ていて、
私にとっては懐かしい味で、小学校の頃を思い出してしまいます。
家では、「懐かしい味ナポリタン」と称して、
大きめに切ったタマネギ・ピーマン・マッシュルーム・ベーコンに
ケチャップと牛乳で味付けした「べったり」風味をよくつくりますが、
懐かしい味ミートソースは、なかなか家では作る事が出来ませんでした。
先週の木曜日に食べて以来、トリコです。
今週の月曜日も役所へ行くからには食べたい!気持ちでいっぱいで、
11時前のちょっと早めの時間、テレビで高知空港の胴体着陸の生中継を見ながら、
ひとりドキドキ頂きました。木曜日に食べたときより麺が硬いけど・・・満足、満足。
また来週も食べたいです。

Vol.172
事務所の模様替え

2007.3.19
最近、カタログや雑誌、サンプルなどが増え、置き場所に困っていました。
置く場所がないと、どんどん床に積み上がっていき、
使いたい時には上の山を崩して探す・・・イライラも積み上がっていきました。
先週末と今日、意を決して事務所の模様替えを行う事に。
たまっていたカタログを種類別に床に平置きし、必要なもの、そうでないものを選別。
「こんなカタログあったんだあ・・・」などと見始めてしまうと手が止まってしまい、
上へ下へと筋肉痛になるくらい、2階から本を持ってきたり・・・
今日の午前中、、念願の本棚が到着し、早速、仕分けしたカタログ等を並べました。
予想以上に棚はあき、当分は本が増えても大丈夫そうです。
夏は日差しが強いので、東側へ打ち合わせテーブルを配置するのが、
一昨年からの通例に」なっているので、少し早いですが移動。
テーブルに座りながら、カタログを探す事が出来るので便利です。
HP用のパソコンも1階のテーブルへ。
壊れたパソコンをどうしようか悩んだんですが、思い切って修理して良かったです。
事務所の変わった様子を楽しみにしていてくださいね!
Vol.173

松本おみやげ
セレクション


2007.3.26
今年、100周年を迎える松本市。イベントも盛り沢山です。
「新まつもと物語」という、多くの人に松本の魅力を情報発信するという市民プロジェクトの企画で
「第一回松本おみやげセレクション」がありました。
エコバックを片手に、六九商店街や中町通り、縄手通り、緑町など
旧市街地を歩いて回りながら、松本のお土産をゲットしていくというイベントです。
第一回松本検定合格者の友人と、春を感じながら、
外堀小路など初めて通る小道もあり、楽しく散策しました。
いただいたお土産は、松本手まりの他、イナゴの佃煮や、たい焼き、古瓦せんべい等。
松本の人には定番の、昔は軍隊の保存食だった味噌パンには初めてお目にかかりました。
地酒にこだわる酒屋さんで、試飲も・・・それが一番だったでしょうか(笑)
皆さんからも多くご意見のあった、困るのが「松本のお土産」
私もそうですが、実家へ帰る時など、何を買っていこうか迷います。
松本なのに、駅のキオスクで小布施の栗菓子を買ったり・・・
松本らしい、喜ばれるお土産を探しに、又市内を探索したいです。
Vol.174
四月朔日

2007.04.02
昨日、松本測候所でも、ソメイヨシノの開花を宣言しました。昨年より、11日も早い開花だそうです。
四月の声を聞くと、何か新しいような、ワクワクする様な感じになるのは何故でしょうか。
事務所としては、3月31日も4月1日も、何一つ変わらないのに不思議です。
平成4年に大学を卒業、信州へTターンし、社会人になったのは15年前。
引越しもあって、両親が手伝いがてら浅間温泉に泊まっており、朝風呂に入ってからの「初出勤」でした。
最初、勤めた某ハウスメーカーでは、お客様の打合せ担当の課に配属されました。
はじめは「設計がやりたいのに!」とか、「なんで制服を着るの!」とか不満もあり、
定時にあがって、あずさに乗り、吉祥寺で大学院に残った仲間と朝まで憂さ晴らし・・・なんて事もありました。
学校を出て、会社に入り、すぐ好きな仕事に就くことが出来るなんて、
そんな甘い事はないと分かったのは、最近でしょうか。
結果的にはハウスメーカーで、これから家を建てるお客様と、一日限りではありましたが、100組近くお会いし、
色々な家に対する思い等お聞きした事は、今でも自分にとっての財産だと思っています。
薄川のサクラも来週には見ごろでしょうか。
今年は、昼休みにお弁当を持って、サクラを満喫したいと思います。
Vol.175
十二人の怒れる男


2007.04.09
先週の朝、新聞を見て「これは見たい!」と思い、早々に仕事を切り上げ、
楽しみにしていた映画がありました・・・「十二人の怒れる男」
【12 Angry Men】1957年、ヘンリー・フォンダ製作、主演の法廷もの。
最初は簡単に解決しそうに思える事件が、一人の「無罪」の意見により一変、
蒸し暑い部屋で、激しく12人の陪審員が討論しあうストーリーです。
一人一人・・・と無罪を主張する陪審員が増え、最後は・・・。
「24〜Twenty Four〜」と同じく、リアルタイムに物語が進行していく様子にハラハラドキドキ。
人が人を裁くという難しさを教えてくれるようで、これから始まる日本での「裁判員制度」に
自分が選ばれたらどうしようと、不安になってしまいました。
映画の後の解説で、この映画、50年前に上映された時は1週間で打ち切りになったそうです。
ベルリン映画祭金熊賞を受賞して、ようやく注目されたとかで、そんな事にも驚きでした。
「映画生活」というサイトで、この映画が好きな人にお勧めの映画は、
「ショーシャンクの空に」「大脱走」「太陽がいっぱい」・・・あたっているかもしれません。
Vol.176
IKEA

2007.04.16
先週、千葉県船橋市にあるスウェーデンの大手家具店「IKEA」に行ってきました。
船橋ららぽーとスキードームの跡地にオープンしてちょうど一年。
世界最大の家具小売チェーンで、売り場面積は家具専門店として国内最大級とか。
オープンする頃、夜のビジネスニュースで「湾岸家具バトル」として取り上げられ、
行ってみたいと思っていながら、一年が経ちました。
Wikipediaで見たら、IKEAの日本初出店は今回が初めてではなく、1974年に船橋、
二号店は六甲で、組み立て家具がまだ主流でなかったり等、様々な理由で1986年に撤退、
イケア日本株式会社のメンバーは、日本の閉鎖と同時に新会社「アクタス」へと移ったそうです。
事務所にある黄色のソファは、船橋ららぽーと店で購入したのですが、
IKEAからアクタスへ変わった歴史は知りませんでした。
何かを買う目的ではなかったのですが、気付いたらカートいっぱいの雑貨類。
車ではなく電車で来た事を後悔しました。
Vol.177
源智のニジマス

2007.04.23
我が家の水源である「源智の井戸」のまわりの水路にはニジマスがいます。
水を汲みに行くと、決まってトヨゾウはニジマスを探し、水路を覗きます。
昨年、周辺で不必要と思われるような水路工事を行ったときは、
ニジマスの姿も見えなくなり、トヨゾウ共々淋しい思いをしましたが、
最近、又、姿を見せてくれるようになりました。いつまでもきれいな水でありますように・・・

Vol.178
ジグザク三年目


2007.04.30
ジグザグ:園芸名【大銀龍(ダイギンリュウ)】
       学名【ペディランツス・ティティマロイデス】
       科目【トウダイグサ科ペディランサス属】
茎がジグザグと伸びている様が、昇っていく龍(ドラゴンズ?)を連想させるこの観葉植物が、
事務所にきてから早三年、だいぶ成長しました。
同時期に事務所(お店)を開いた友人から、「商売繁盛」の木として戴きました。
2〜3節切って挿し木をすると、比較的簡単に増えるというので、このGWやってみました!
もとのジグザグも大きい鉢に植え替え、更なる成長を楽しみにしています。
Vol.179
アサリ


2007.05.07
昨日、一昨日の完成見学会に、二日目は天候が悪いにもかかわらず、
多くの方にお越し頂き、本当に有難うございました。
デッキから見るきれいな有明山をお見せすることが出来なかった事が心残りですが、
2階ギャラリーの写真展、楽しんで頂けました事、嬉しく思います。
このGWは、比較的ゆったりと過ごす事ができ、前半の連日、夕方からは
見たかったビデオを借り溜めし、24時間近く、鑑賞時間に費やしました。
ビデオを見ている時は、速い展開にドキドキし、緊張したせいか、逆に疲れてしまった様です。
後半は、蒲郡に潮干狩りへ行かれたお客様から、今年もアサリをいっぱい頂き、
アサリ祭りといった感じで、海の香りを満喫しました。
定番のアサリの味噌汁から始まり、アサリの酒蒸し、春キャベツとアサリのパスタ、
アサリ・キムチのクリームソースパスタ、野菜たっぷりアサリのトマトスープ等・・・
粒も大きく、プリプリでした。
アサリはビタミンB12が豊富で、鉄、タウリン、マグネシウム、たんぱく質、銅、亜鉛などが含まれ、
お酒を良く飲む人や、女性におすすめとの事。
まさに我が家にぴったりの食材!ご馳走様でした。
Vol.180
束摩焼


2007.05.14
先日より、お客様用のカップを「いろは茶碗」から「束摩焼」のカップに変えました。
この束摩焼は、この春、中町通りのstaitionaryのまどから生まれたものです。
黒とやさしい白のコントラストがお気に入りです。
【名前の由来】
古く日本書記の時代より、松本辺りは「束間(つかま)」と呼ばれており、
今でも漢字を「筑摩」に変えて、その地名は残っています。
古代(束間)から現代(筑摩)へ受け継がれてきた焼き物の文化を尊重し、束摩焼と命名。
蔵の街「中町」で誕生した焼き物です。
【束摩焼の特徴】
壱 城下町の持ち味である、お城や土蔵の白と黒が基調です。
弐 材料の中には漆喰の素材でもあるタルクを含んでおり、
   風情ある粉引きの焼き上がりとなっております。
参 そして永く使って頂けば少しずつ変化してくる風合いも楽しんでもらえる事と思います。
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