GENtiArchitectsDESIGN モクジヘモドル

Vol.121
陶芸デビュー

2006.03.20

通っている陶芸教室「ステーショナリーのまど」のHPに
月に一度、クロコ2号として、コラムに参加させて頂いております。
先月のコラムは、私の相方の陶芸デビュー話しでしたので、
のまどのコラムから抜粋しました。是非どうぞ・・・

先月から、私クロコ2号のダンナ(35)も陶芸教室に通い始めました。
この3年間、教室から戻ると私は「今日はこんなのつくった!」と
楽しそうに話していたようで、前々からウラヤマシク思い
自分もやりたいなあと考えていたそうです。
これまで体験教室へ一度参加していましたが、
基本から教えていただくの初めて。
とうとう先月デビューしました。
私たち夫婦は、「家づくり」という仕事のパートナーなんですが、
普段の仕事では、家の内部の細かい所は女の私が担当、
外観など大きく捉える所は男の主人担当と、
なんとなく役割分担が決まっていました。
しかし陶芸は逆でした!
私は、いつも気の向くまま、感じたままを形にしていますが、
主人は基礎からしっかり1つ1つを積み重ね、形にしていくようです。
この違いは、男女の差でなく、血液型の違い?
・・・とB型である私は思ってしまいました。

Vol.122
東京タワー

2006.03.27

私には、見つけた時に大声で「あッ!××だ」叫んでしまうものが2つあります。
新幹線0系電車「ひかり」と「東京タワー」です。
この間も、首都高を走っている時、思わず叫んで、写真をとりました。
江國香織やリリー・フランキーの小説でも最近話題ですが、
私が東京タワーを好きになったきっかけは、80年代の映画「微熱少年」です。
「はっぴえんど」のテイストがちりばめられたこの映画を
高校生の頃、学校をさぼって観に行きましたが、観客は3人でした。
タワーの灯りが消える瞬間を何度も見に行きました。
90年代の湾岸戦争の頃は、タワーの灯りも節約した寂しい時期もありました。
角松敏樹の「Tokyo Tower」も好きでした。
映画「Allways〜3丁目の夕日」の建設中の東京タワーも観てみたいです。
昨日の新聞に、新東京タワー建設地、墨田・台東エリアに決定と載っていました。
2010年の完成らしいですが、地上600m級の世界一の高さとなる
近未来的なタワーは街並みに溶け込むのでしょうか。
新幹線100系も、2003年に引退してしまったようです。
かわりゆく景色に、ちょっと寂しさを感じています

Vol.123
育った町

2006.04.04

4月になりました。昨日の強風で東京のサクラも散りかけてしまいましたが、
満開のサクラのこの時期、ちょうど市川へ戻る用事がありましたので、
今日は私の育った町「市川市菅野」を携帯ショットでご紹介。

Vol.124
豆鉋

2006.04.10

かんな【鉋】
〔古くは「かな」とも〕木材の表面を削ってきれいに滑らかにする為の道具。
用途により平(ひら)鉋・丸鉋・溝鉋などがある。
古くは槍(やり)鉋であったが近世以後、台鉋が中心となった。
「−をかける」

金物の町として有名な新潟県三条市の知人に、
手のひらにすっぽりおさまる「豆鉋」を頂戴しました。
鉋台には狂いにくく耐磨耗性に優れた黒檀で、鋭い切れ味が持続するハイス鋼を使用し、
刃の調整が簡単なネジ止め方式になっていて、平面を削る時に使うタイプと
角に45度の面を取る時に使うタイプの2種類の鉋を頂きました。
豆鉋は、面取りや細かな細工などをする時に使う鉋で
とくに曲面を仕上げるに、反台、四方反、内外丸などがあります。
家具つくりや木工細工にも便利です。
神戸にある竹中大工道具館にも収蔵されているそうです。
豆鉋片手に、何を作ってみよう・・・

Vol.125
小川軒

2006.04.17

大好きなお菓子の一つでもあります「レーズンサンド」。
洋酒に程よく漬け込まれたレイズンとフレッシュクリームが
クッキーにサンドされたお菓子です。
いくつもあれば、何個でも食べてしまい、手が止まりません・・・
松本市の中町通りの「藤村」のレーズンサンドも美味しいですが、
先日レーズンサンドの元祖と言われています小川軒の「レイズン・ウィッチ」を頂きました。
甘さを抑えたクリームにサクサク感たっぷりのクッキーに舌鼓を打ちました。
さすがレーズンサンドと言えば、北海道の六花亭のマルセイバターサンドか
小川軒のレイズン・ウィッチかとかと言われているだけはあります。
この小川軒、東京に代官山小川軒、鎌倉小川軒、御茶ノ水小川軒、新橋小川軒、目黒小川軒と
いくつかありますが、お店によってレイズン・ウィッチのパッケージも味も違うとか。
今回頂いたのは、御茶ノ水小川軒。小川軒の食べ比べも楽しそうです。

Vol.126
indah



2006.04.24

昨日の長野市内での「恵風庵〜keihuan〜」の完成見学会に、
多くの方に御足労頂き、本当に有難うございました。
お施主様とお友達の塗った「ミツロウ」の床もいい色と感触になっていました。
高台にあるのこの家、11月のえびす講の花火はまさに枡席です。
早速、施工会社のアントワークスさん、お施主様のお友達のMさんと共に、
特等席を予約してきました。楽しみです!
善光寺平、菅平、志賀高原を望むこの景色と同じくらい
来週4月30日に見学会を開催します池田町の家も素敵な眺めです。
家の名前の通り、「indah-indah」と叫びたくなります(笑)
indah[インダッ]はインドネシア語で「景色がきれい」です。
何故インドネシア語?
バリのリゾートをイメージして設計させて頂いたからです。
ここでインドネシア語を少々・・・
pagi[パギ]:おはよう
siang[シアン]:こんにちは
malam[マラン]:こんばんは
sama sama[サマサマ]:どういたしまして
rumah[ルマッ]:家

Vol.127
げんち


2006.05.01

昨日の池田町での「indah-indah」の完成見学会に、
多くの方に御足労頂き、本当に有難うございました。
見に来て頂いた方にまったりとした時間の流れを感じて頂く事ができ、
開催させて下さったお施主様にも本当に、
Terima Kasih!(恵風庵さんのご主人に教えて頂いたインドネシア語で「有難う」です)
今日は色々な「げんち」をご紹介。
昭和初めに松本市開智小学校の有志職員により、広く市民に郷土の歴史を知ってもらい、
一人一人が自分達の町を大切に育てることを願って作られた「松本郷土歌留多」では
「げんち」は「ゐ」の札で、「井戸は源智 名所図会にも のっている」

Vol.128
畳の間

2006.05.08

色々なお施主様とのプランの打合せで、必ずと言っていい程、悩む所が「畳の間」。
畳の部屋はあった方がいいのか、無くてもいいのか・・・
客間として独立してつくるべきか、でも、一年間で何人お客さんが泊まりに来るだろうか?
和室をつくらず、その分居間を広くしようか?
使わない和室は物置になってしまう?
居間にちょっと寝転ぶ事が出来るスペースがほしい?
何かあった時の為の和室が必要?将来はあったほうがいい?
・・・と、皆さんにいつも、今の生活スタイルや新しい家のイメージなど
じっくり色々と考えて頂き、悩んで頂いています。
今週末、完成見学会をさせて頂く「風樂舎」さんは居間と寝室を「畳の間」にしました。
畳は言わずと知れた日本の伝統的な床材で、弾力性、断熱、吸湿、吸音効果に優れ、
高温多湿の日本の風土に適しており、今日までも広く使用されています。
畳は、芯材の「畳床(たたみどこ)」と表面の「畳表(たたみおもて)」と
帯状の布の「「畳縁(たたみべり)」からなります。
畳床も、昔ながらの藁のみを使用する藁床、藁の間にポリスチレンフォームなどを挟んだ
サンドイッチ畳床、藁を全く使わない建材畳床があります。
近年では藁床は、重くて取り扱いが面倒であることやダニなど害虫が繁殖しやすいこと、
カビが生えやすいことなどの理由から敬遠される事も多く、
ダニの発生の心配も少なく、藁床の味わいもあるサンドイッチ畳床の場合が多いです。
畳表は、乾燥したイグサを緯糸(よこいと)に、麻糸や綿糸を経糸(たていと)にして
織り上げるのが一般的ですが、合成繊維を織ったものや合成樹脂の表面に畳の目を型押しした
シート状の畳表もあります。でも、やっぱりイグサでしょう!
畳の大きさも地方によって異なり、「関西の京間」は1909×955mm、
「関東の田舎間」は1757×879mm、名古屋などの「中京間」は1820×910mmなどなど。
人気のヘリのない「琉球畳」は、イグサではなくカヤツリグサ科に属する多年生草本の
七島イグサを使い、普通の畳よりも素朴で粗い風合いを持ちます。
へりのない畳は「縁無畳」や「坊主畳」と言われ、琉球畳だけではありません。
畳表にイグサを使う事も出来ますが、その場合、イグサそのものが折れてしまうのを
防ぐために水で濡らして柔軟性を作り曲げていくので手間賃はよけいに掛かってしまいます。

Vol.129
鰹節削器

2006.05.15

先週末、松本市内の完成見学会へ足元が悪い中、多くの方にお越し頂き有難うございました。
ヨモギのクッキーも味わって頂いたでしょうか?
私たちの大好きな家が1つ1つ完成していくのは本当に嬉しい限りです。
見学会の日、更に嬉しい事がもう一つ。
ずっと欲しいと思っていた「鰹節削器」をYさんご夫婦から戴きました。
箱型好きな私としては、鰹節削器のカンナ台と蓋、そして引き出しという
あのシンプルなスタイルが、たまらなくカッコいい!
勿論、削りたての鰹節の美味しいさという機能面も魅力です。
鰹節をカンナで削り、引き出しをあける瞬間も「どんな削り節?」と楽しみです。
削った鰹節の表面もきれいです。
戴いたその日は、削りたての鰹節でまずはお味噌汁をつくりました。
なめこと豆腐の味噌汁も、いつもと違う味わいです。
昨日は、ちょっと粗めに削って、春キャベツの千切りの上へマヨネーズと共に。
松本の焼酎のお店「おけらや」さんの人気メニュー「かつおぶし」の源池バージョンです。
鰹節の調達も、ネットもありますが、松本城近く大名町通りに専門店もあるので安心です。
子供の頃は、鰹節けずりを嫌々手伝っていましたが、
今は鰹節を削りながら、今日も一日ご苦労様・・・とゆっくり考えられる様になりました。

Vol.130
お気に入りショット

2006.05.22

【雑踏】 【探し物】

Vol.131
旅のとも

2006.05.29

先週、「旅のとも」をゲット!しました。
一見、「しょうゆさし」にも見える「旅のとも」は急須と湯飲みのセットで、
ひと目で気に入り、またその名を聞いて更に欲しいと思い、購入しました。
急須にお茶ッぱを入れ、熱いお湯を注ぎ、セットの小さい湯のみに一杯ずつ。
旅先で飲んでほしいと、おつくりになった「のまど」の先生の思いが感じられます。
「旅のとも」の「とも」は「友達の「友」とも、「お供」の「供」ともとることが出来ます。
これを見て、真っ先に思い出したのが、子供の頃に新幹線で飲んだ
あのプラスチックのミニ水筒のような容器に入ったお茶でした。
今の時代、「お茶を買う」事が普通になってきていますが、
昔はお茶は家で飲むものであって、お金を払って買う事が考えられませんでしたが、
新幹線に乗る時だけは別格でした。
冷凍みかんの様に、あのお茶を見ると、これから旅に出るんだ!という気分になります。
プラスチックの蓋をあけ、それを湯飲みとして、お茶を注ぐ・・・
今でも売っているのでしょうか?
中学1年生の夏に千葉から四国までのひとり旅の時も、あのお茶は「旅のとも」でした。
新幹線に乗る機会は少なくなりましたが、今は新しい「旅のとも」片手に
庭のやまぼうしの花を見ながら、豊蔵さんの隣でお茶を楽しんでいます。

Vol.132
家を建てようと
思った時


2006.6.05

私たちの事務所兼自宅は、完成してから今年の9月で丸4年になります。
家を建てよう!と思い、土地購入に至るまでの話です。

いつかは、自分たちの家を・・・とは、ずっと二人とも考えていました。
そして、住むならばここ!と決めていた場所もありました。
その場所とは、「子供が出来たら開智小学校へ通わせたい」という事で、
その学区、出来れば松本城の見える所です。
ある朝、新聞の折り込み広告で、その希望のエリアの土地分譲を目にし、
興味半分で気軽に出掛けました。
そこは学校にも近く、静かな雰囲気でとても良い場所(価格以外は・・・)でした。
スケールで土地や道路を測り、急いで家へ戻り、その土地にお互いそれぞれプランを作成し、
まだ未知の世界である「私たちの家」づくりに関する談義が、
ああでもない、こうでもないと始まったのが、第一歩でした。
その土地は宝くじでも当たらない限り、私たちの手に入りませんが、
「私たち家をつくる」という考えが二人の間に根付いてきました。
週末に来る新聞の不動産広告は必ず目を通し、土地を見学、ネットでも土地探しをし、
更に不動産情報誌を毎月購入しました。
なかなか気に入った土地が見つからず、情報雑誌も毎月同じ物件ばかりでした。
そうなると足で探そうと、、住宅地図の空白の土地にマーカーで色を塗り、
一ヶ所一ヶ所回りました。
地図上何もなくても、結構行ってみると何か建っているもので、
その都度ため息をつきながら、色を塗るエリアを拡大していきました。
そして、気に入った土地が見つかりました。
そこは、駅にも遠くなく、犬の散歩にも適した所でした。
何より魅力だったのが、25坪という土地の広さです。
二人にとっては充分な広さであり、土地が狭ければ土地の価格も抑えられ、
トタール予算が決まっている中、その分建築費に回せます。
早速、プランつくりにかかりました。狭い土地をどの様にすれば、
その面積以上の広さを感じさせる家になるのか、色々思案しました。
敷地いっぱいに建ててしまえば簡単かと思われますが、
犬のスペースも充分欲しい、自然も採光も通風も欲しい、
車2台のスペースも必要、個性的なデザインも欲しい・・・となると一筋縄では行きません。
L字型やコの字型など、中庭を取り込むプランなど色々考えました。

Vol.133
家を建てようと思った時
Vol.02

2006.6.12

そして、ある日、偶然友人に会いました。
その友人が、気に入った土地の近くに住んでいる事を思い出し、
「その土地を買おうと思っているんだけど・・・」と相談したところ、
友人は「やめた方がいいなあ」と意外な発言をしました。
「何故?」と聞き返すと、「新しく住む人には住みにくい所かも」と一言。
なるほど!と思いました。土地には、それぞれ色々な習慣や地区独特の雰囲気があります。
それは外から見るだけでは分かりません。家づくりは、一生に一度のイベントですから、
その地域に馴染む事が出来るかどうかは、とても重要な事かも知れません。
いくら住み心地の良い家を建てても、地域から孤立するようでは意味がありません。
友人の助言を聞いて、またまた、土地探しは続きました・・
土地を探し始めて半年。「土地情報雑誌」も増えました。
その雑誌に、いつも変わらず載っている土地がありました。
どんな所なんだろう?と、気にはなっていたのですが、金額が問題外でした。
見るだけなら・・・と不動産屋さんへ電話し、場所を教えてもらいました。
その時、担当者の方が、「雑誌に出ている価格よりは下げられるかも」と一言。
喜び勇んで土地見学に行きました。
そこは、古い家屋が建っていて、とても売り地には見えませんでした。
後で聞いたところによると、土地購入者が決まってから解体する予定との事。
広さといい、形状といい、立地条件といい、何もかもが理想的でした。
気になる金額を恐る恐る聞いてみると・・・予算を若干、超える程度でしたので、
「いいんじゃないの?」と益々張り切りました。
朝・昼・晩、平日・休日と見に行き、車の流れや陽の当り方をチェックしたり、
市役所や法務局などへ行き、抵当権など土地が問題ないか、条例などで建築に制限がないか、
将来広い計画道路がないか、昔は何だったのか、水害はあったのか等など、
調査しましたが、これと言って問題になる事はありませんでした。
しかし、そんな簡単に決めていいものか・・・と悩み、友人などに、
この周辺に詳しい人を探しました。残念ながら誰もいませんでした。
それならば、思い切って近所の人に聞いてみよう!と、
「突撃!となりの晩ごはん」の様に、近所の家へ伺いました。
どんな方が住んでいらっしゃるのかも全然分からず訪問しましたが、
チャイムを鳴らすと70歳代のご婦人が出てきました。
「そこの土地を買おうと考えているのですが、この辺りの事を教えていただけませんか?」と
切り出すと、快く家の中へ招き入れてくれました。
80歳代のご主人もいらっしゃって、町内会の事やゴミ出し、
以前お住まいになってた方の事など、色々教えてくれました。
「いい所だよ。住みやすくて・・・」の一言で、心は決まりました。

Vol.134
リゾート&和み
空間

2006.6.19

先週の火曜日と土曜日、今年お引渡させて頂いたお施主様にお招き頂きました。
火曜日は池田町の「indah-indah」さん。
日暮れ前、テラスのロッキングチェアで寛ぎました。
33帖のLDKには広めのダイニングテーブルとL型のゆったりソファ。
ダイニングから続く、格子の内側のテラスでもまったり。
リゾートホテルのような浴室も満喫させて頂きました。
時間の流れも忘れてしまう夜でした。
土曜日は松本市内の「hilltop」さん。
畳の間の火鉢が完成したのでお披露目会。
火鉢を使わないときは真ん中の蓋を閉じてテーブルに。
天板の材質は床材と同じナラ、仕上げも同じくミツロウ。
五徳の上に網をのせ、まずはさや付のソラ豆、いわしのつみれに、牛ヒレ肉、鯵の干物・・・
「なごむねえ・・・」と、日本酒もすすみます。
それぞれの御家族、生活スタイルは違いますが、新しい家で生活を楽しんでいる姿を拝見し、
そして一緒に楽しませて頂き、本当に設計士冥利につきます!
先週は本当に嬉しい、楽しい時間を過ごし、新しい週の活力になりました。

Vol.135
露天風呂の日


2006.6.26

今日「6.26」は「ろ てん ふろ」の語呂合わせで「露天風呂の日」と
岡山県湯原温泉で町づくり事業として制定したそうです。
温泉大国・信州にも負けず劣らず、いい露天風呂がたくさんあります。
学生時代の卒業旅行で行った高山村の「五色温泉」「七味温泉」や
上高地の手前「坂巻温泉」、泉質が自分にとっても合う「豊科温泉」や「小布施温泉」。
温さ加減がちょうどいい美ヶ原の扉温泉「桧の湯」は、
昨日・一昨日の「ツール・ド・美ヶ原」の選手の方々で賑わったことでしょう。
レース参加のYさん、Uさん、如何だったでしょうか?
私達も、昨日の夕方は、千曲川をのぞむ坂城町の「湯さん館」で露天風呂を楽しみました。
昨日は、先週上棟式を無事に終えた「TOPIとゆかいなみんなの家」で
お施主様ご家族が「スーパーカーボンコート」塗りをされました。
私達も2時間ばかりですが、最後のおいしいトコとりで参加させて頂きました。
化学物質を使わないスーパーカーボンコートは、活性炭化木炭水性塗料で、
吸湿、放湿作用で木材の腐食防止やシロアリなどの害虫予防、防臭・断熱効果があります。
このヒバ油配合の塗装炭を、基礎の上の床を支える土台や大引き、
その上の柱や間柱1mの高さまで、ローラーや刷毛で塗ります。
子供たちも張り切っての参加。宿題の日記に「心を込めて塗りました」と一言。
土台のヒバは染み込みにくいなあ・・・と木材の違いをお施主様も実感。
一番塗りにくい土台・大引きの裏面は、車の整備に使うキャスター付の板に寝転がり、
朝食前にご夫婦で塗ったそうです。お疲れ様です!
そんなこんなで炭塗り完了の締め括りは、顔や身体についた炭を洗い流しにお風呂へ。
仕事のあとの「ひとっぷろ」は最高です。

Vol.136
僕の陶芸

2006.07.03

7月になりました。
私、轟シンヤもこの春から中町の陶芸教室「のまど」へ通い始め、
はや3ヶ月となり、作品も焼き上がってきました。
最初はお茶碗から始まり、カップ・・・と、土の練り方から基本を教えて頂き、
タタラの器、一輪挿しと、最近は好きな形に挑戦し始めました。
まだ始めて間もないですが、僕は機能性をもとめる傾向のようです。
隣りで自由気ままに土と戯れている相方を見て、
「いいコンビだ」とおっしゃる平形先生の言葉にも、苦笑いの今日この頃です。

Vol.137
ラングラー

2006.07.10

私は車の運転は得意ではありませんが、いつかは乗りたい車は幾つかります。
映画「さよならゲーム」で見たフォルクスワーゲンの水色のカルマンギア、
フィアット・プントの黄色いオープンカー、
VWの昔の「かぶとむし」と呼ばれたビートル・・・
でも最近一番いいなあと思ったのは、JEEPのラングラーです。
昔から変わらぬ「ジープ」型のスタイル、
扉の丁番や窓の開閉、中の電気の配線など、つくりもシンプル!
汚れたら内部も洗い流せるという機能性(排水栓がある事にびっくり)
シンプルだけど、そこが格好良い魅力なんです。
昔から4駆好きで、就職の時、ゼミ仲間U君と、
どっちが先にパジェロを買うか競争だ!と言った事もありました。
先日、ラングラー・サハラに乗せて頂く機会があり、
喜び勇んで、近くのちょっとした林道へドライブに行きました。
ラングラーに乗るのは、生まれて初めてでした。
さすがラングラー!、ジープの醍醐味を林道で味わう事が出来ました。
頭上のロールバーにスピーカーとランプが搭載。
カバーを外してオープンで乗った時も、これならOKなのか!と感心してしまいました。
家も車もシンプルなつくりはやっぱり良い!と思う今日この頃です

Vol.138
合成うるし

2006.07.17

この連休中、キッチンのカウンターの塗装をしました。
キッチン背後のダイニング側、下はごみ箱スペースになっています。
カウンターの材種はタモ集成材、仕上げはウレタンクリア塗装。
今年の9月で丸4年。このカウンターの上で、直接モノを包丁で切ったり、
濡れたモノを置いたり、クルミを叩いたり・・・結構、過酷に使用していました。
塗装の一部分も剥げ始めていました。
今回、塗り直しを決意して、いざホームセンターへ。
勿論、前と同じものを塗っても構いませんが、今回は折角だからアクセントになるものをと考え、
合成樹脂塗装のひとつである「合成うるし」に挑戦。
漆器のお盆をイメージして、色はちょっと渋めの「鎌倉赤」。
まずは、カウンターの塗装されているウレタンを紙やすりで落とします。
周囲に養生テープを張り、塗っていきます。
思いのほか、まだらになりやすく塗りにくかったですが、何とか天板は塗り終えました。
サイドは、乾いてから養生テープを剥がし、塗装・・・ですが次回に持ち越し。
遠目に見るときれいです。
でも天板はもう一度塗った方が良さそうなので、サイドを塗る時に上塗りをかける予定です。
雰囲気も変わりました。家づくりは、徐々に手を加えていく事も楽しいですね。

Vol.139
ブラストU:MIX

2006.07.24
先週、まつもと市民芸術館へ「ブラストU:MIX」の公演を見に行きました。
日本公演のスタートが、ここ松本!嬉しい限りです。
今回のテーマは「図形をめぐる旅」
ちなみに「ブラスト!」は「色彩をめぐる感情の旅」です。
赤い四角形Square、黄色い三角形Triangle、青い丸Circle・・・が、
始める前からステージに映し出され、期待も高まります。
また、それぞれを打楽器、金管楽器、木管楽器に呼応させています。
プロデューサーのジェイムス・メイスン氏は、抽象芸術のカンディンスキーの他、
フランク・ロイド・ライトの影響も受けて、この作品が出来たとの事。
管楽器・木管楽器中心の今回のステージも、所狭しとアクロバットあり、
光の演出あり、鮮やかでエキサイティングなステージでした。
出演者は、前回とガラリと変わっていますが、パーカッション担当の
ヴィンス・オリバーは健在でした!マット・ルブランク似で、ちょっとファンなんです。
出演者が着ていたストライプの5本の帯のついたタンクトップが格好良かったです。
文字の入ったTシャツではなく、あれを是非、販売してほしいです。

Vol.140
自然のめぐみ


2006.08.01

8月になりました。平年より遅い梅雨あけ宣言があり、夏がきた!という日差しです。
この陽気でコラムもMondayなく、Tuesdayになってしまいました。
6月から、月に1度、ちょっとした楽しみがあります。
それは標高650mの松本市中山で無農薬・無化学肥料で育てられた、
とれたての野菜を宅配で届けて頂いているんです。
箱をあけると、まさに「野菜の玉手箱」。彩りのいい旬の野菜がいっぱい。
そして野菜と一緒に入っている「はこべ通信」にはお届け野菜のリストと農園だより。
何より嬉しいのが、届いた野菜を使った「レシピ」です。これが便利!
早速つくって、我が家の常連になったのが「スナップえんどうとたこのサラダ」
ゆでたエスナップえんどうと、買ってきたゆでだこに
マスタード・酢・サラダ油=1:1:3を加え、塩・こしょうで味を調節。
冷蔵庫で冷やして出来上がり!簡単でおいしいです。
もう一つは「新キャベツとあさりの香り蒸し」
耐熱皿にキャベツを敷き、あさりとバター、酒、コンソメスープ、にんにくをのせ、
ラップを掛けて電子レンジで5分。お酒に合うんです。
手塩にかけた自然のめぐみ、今月は何が来るか楽しみです。
先日、5月にお引渡した風樂舎さんから、現場代理人さんと共にお招き頂きました。
風の吹き抜けるの畳の間でゆっくりとした時間の中、
有機無農薬野菜をふんだんに使ったメニューを、味あわせて頂きました。
あまりの美味しさにデジカメより、箸のほうが進んでしまい、写真をとり忘れました・・・・
お引渡した時より、よりいい色合いになっていた柿渋塗りの床。次の機会に写真をアップしたいと思います。

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